top of page
このホームページは
.com
を使って作成されました。あなたも無料で作ってみませんか?
今すぐはじめる
喫茶ぺぷちん
〜旅する金魚〜
ホーム
連載
筆者一覧
お問い合わせ
All Posts
エッセイ
物語
投稿・お便り
特集・取材
ピラティスとピラティス以外と私 #03
第3回『黒いコートのサンタ』 11月に入り、街の空気がどこか甘くて冷たい“クリスマス前の匂い”になると、必ず思い出す出来事がある。 あれは大学生の頃。 クリスチャンではないけれどクリスマスの雰囲気が好きで、友達に手作りカードを渡したり、家族にプレゼントを買ったりしていた。 冬休みに入り、家族へのプレゼントを抱えて実家に帰る日。 少し寝坊してしまい、私は空港へ急いだ。 当時はスカイメイトという、「当日空席があれば割引で乗れる」学生にはありがたいサービスを使っていたため、とりあえずカウンターに並ぶしかなかった。 列がじわじわ進んで「あと少し!」と思ったそのとき、前にいた黒いコートの男性が、何気なくスタッフに言った。 「彼女を先に」 焦っているのが丸見えだったのだろう。 私は恐縮しながらも、ありがたく順番を譲っていただいた。 無事に手続きを終え、次は荷物検査へ。そこでまた長蛇の列。 「やばい、今度こそ間に合わないかも…」と半ば諦めかけていた時、グランドスタッフの方が声を上げた。 「〇〇便ご搭乗のお客様はいらっしゃいますか?」 私はすぐに手を挙げ、別レー
Akemi
2025年11月21日
読了時間: 3分
bottom of page