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喫茶ぺぷちん
〜旅する金魚〜


ビールとバックパック #05
5本目:オーガニックな食器用洗剤(オーベルンブルグ、ドイツ) ドイツでは、街を彩るクリスマスの飾り付けを手伝うボランティアに参加した。 その街の名前は、 Obernburg am Main ── オーベルンブルグ・アム・マイン── 発音が合っているかは、気にしないでほしい。 石畳の路地、木組みの家、伝統的な街並み。 ローマ軍の基地が由来のマイン川沿いの街。 基地を囲っていた城壁もところどころその面影を残すのみとなっている。 オーベルンブルグ・アム・マイン 参加したボランティアの内容は、クリスマスの飾り付けを手伝うというもので、11月冬の冷たい空気の中、路地の建物と建物の間に張られたロープにクリスマスのオーナメントをつけたり、ライトを吊るしたり。公園の落ち葉を集めて処分したり。街をきれいに、そして飾り付けていった。 ボランティアの参加者は、地元ドイツをはじめ、お隣のフランス、デンマーク、イタリア、カナダ、タイ、エジプト、そして自分のほかにもうひとり日本からとバラエティに富んで、なかなか国際色豊かだった。 お手伝いをされる側は、公務員?だったか記憶が

麦のヒト
2025年12月15日読了時間: 3分


ビールとバックパック #04
4本目:プラハハムとクネドリーキ(プラハ、チェコ) 旧市街広場 チ ェコの首都プラハ、中世の街並みがそのまま残る旧市街広場。 石畳が延び、周囲をゴシックとバロックの建物が囲む。旧市庁舎の天文時計が時を刻み、ヤン・フス像を中心に広場がひらける。冬になるとその旧市街広場、旧市庁舎の前にクリスマスマーケットが現れる。クリスマスマーケットでは、おしゃれなクリスマス飾りとか工芸品、ワインとか売られている。幅が2-3mくらいの小さな小屋のような出店が連なる。店のファサード(正面)は色とりどりでカラフルなのだが、冬のヨーロッパの灰色の空のせいか少しくすんで見える。これが夜になりライトアップされると、屋台ごと光の輪郭で縁取られて一気にキラキラに。 ひ と昔前は、ヤン・フス像の向こう側に仮設のスケートリンクもあったが、近年はやっていないらしい。売られている飲み物は、定番のホットワイン──グリューワインとも呼ぶ──やホットチョコレート。蜂蜜のお酒「メドヴィナー」を知らなくて飲みそびれたのは、かなり後悔している。──冬は温めたものを飲むらしい── メドヴィナー ふ..

麦のヒト
2025年11月22日読了時間: 3分


ビールとバックパック #03
3本目:レフ・ブラウン(ブリュッセル/ベルギー) 街を爆弾から救ったのに、まさかの姿で銅像化されてしまった英雄、しょうべん小僧。 ベルギーの首都ブリュッセル。観光名所と言われて真っ先に思いつくのが、かのしょうべん小僧である。しょうべん小僧のほかの観光名所は・・・・・すぐには思い出せない。 食べ物なら、やっぱりワッフル。 ブリュッセル中央駅から歩いて10分くらいのところだったと思う。 きれいなユースホステルがあって、そのユースホステルに寝泊まりして周辺を観光していた。 ゴージャスなブリュッセル市庁舎のあるグランプラス(広場)まで、そのユースホステルから、ちょこちょこ歩いて行っていた。近かった。 今もあるかどうか分からないけど、グランプラスには小さなワッフル屋さんがあって、リエージュワッフルをテイクアウトできた。 ワッフルには、おおまかに言ってリエージュワッフルとブリュッセルワッフルの2種類があり、普段日本で見るような、表面をオーブンでちょっと焼いてカリッとしあげたワッフルが、リエージュワッフル。 パンケーキみたいに、表面がふかふか柔らかくて生クリー

麦のヒト
2025年10月20日読了時間: 4分


ビールとバックパック #02
2本目 アルファビール(ギリシャ) ラガー。すっきり軽い感じだったと思う。水の代わり。 1961年販売開始と聞くと、割と新しい。 なんとなく歴史を感じさせる国ギリシャ。その首都アテネ。 有名なパルテノン神殿は、ストライキやってて中に入れなかった。 なんでまたよりによって自分が訪れたこの日を選んでストライキをするのか。 ちょっと前の日にはタクシードライバーがストライキをしててアテネ中心部からタクシーが姿を消していたが、タクシーなど使わず基本歩くか地下鉄を利用する自分にはノーダメージだった。 タクシードライバーのストライキなどは気にも留めてなかったが、いざ自分の身に降りかかってくるとなると話は別だ。 パルテノン神殿の入り口まで行って、チケット売り場に誰もいなくて、フェンスに無慈悲に貼られたお知らせを見て、初めて今日はやってないとわかるのだ。 スマホなんてまだなかった時の話。 歴史の教科書の挿絵を思い出してほしい。 家々の屋根のさらに上にある丘とそびえたつ神殿を。 あの小高いアクロポリスの丘のパルテノン神殿の入り口まで坂道を登って行った労力を返してほし

麦のヒト
2025年9月18日読了時間: 3分


ビールとバックパック #01
1杯目 エフェスビール(トルコ) 世界遺産・古代ローマの都市『エフェソス』が名前の由来のビール すっきりした味わいのピルスナー エフェスビール 公園作ったことありますか? 自分はあります。トルコで。 随分前の話。デジカメはまだ画素数が30万で。 バックパックひとつ、サンダル履きで単身トルコに飛んだ。 観光するだけじゃ、サーッと通り過ぎるだけで物足りない気がして、ボランティアみたいなものに参加してみた。 8月。小さな島に集められた。 (島と言っても道路で陸地と繋がっていて江の島みたいな感じ) バスに乗って出勤よろしく公園を作りに通っていた。 公園を作ると言っても、やっていることには朝から晩まで石拾い。 拾った石を一輪車に乗せ、せっせと端へ運ぶ。 石畳を敷いたり、樹木を植えたりもしたかったけれど、そういう花形の仕事は職人さんたちの領分。四角いブロックを石畳の石に当てて コンコン と叩くあのハンマー。 あこがれるが、自分の役目は、石拾い。 真夏のギラギラした太陽のしたで、ひとつ、またひとつ、と石くれを集めていく。 とこれだけ聞くと、がっつりとした労働に

麦のヒト
2025年8月14日読了時間: 3分
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